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仙台芸術遊泳2007シリーズ4

仙台芸術遊泳2007シリーズ4
仙台照明探偵団
2007年12月18日〜26日
東北福祉大学ステーションキャンパス・鉄道交流ステーション

R0015168

照明から街を観る。

 この春完成した仙山線・東北福祉大学駅。その隣のステーションキャンパスにあるちょっとしたスペースで、仙台芸術遊泳2007の関連展示が行われている。
 ここで展示されているのは、12月15日に行われたワークショップ「仙台照明探偵団」のパネル展示。東京国立博物館のデザイン室長である木下史青氏が著作『博物館に行こう』の中で紹介しているように、元々は照明デザイナーである面出薫氏が社内で行っていた自主活動だったようだ。既に「照明探偵団」の名を冠した著作もいくつか刊行されているので、そちらを読まれた方もいるだろう。

 肝心のワークショップには別用で参加できず、パネル展示のみを見ることとなった。パネル展示からもワークショップの面白さが十分に感じられるだけに残念である。街路の至る所にいつも存在するのだが、普段は見過ごしがちな「明かり」。それらが放つ「英雄」的ないし「犯罪」的な光を検討しようというのが照明探偵団の主旨である。

パネルの中に「照明探偵団5カ条」を見つけたので、以下に紹介しよう。

1. 常に身の回りの光の害に憤慨すること。
2. 深く鋭く現場の光を観察すること。
3. 芸術的な光に大袈裟に感動すること。
4. 感動的な光の内容を冷静に推理すること。
5. 光の体験を継続的に蓄積すること。

 それにしても、住み慣れた街であるはずなのに、まったく知らない(正確に言えば意識されていない)光源が多いのには驚いた。これは自分が普段一つ一つの光源に注目しているのではなく、それらが複合的に空間を満たす光(すなわち照明)を感じているためだと思う。ワークショップの参加者もきっと同様だったのではないかと想像するが、参加者はこのワークショップを通じて光源に対して確実に敏感になれたものと思う。機会を見つけて、ぜひ参加してみたいワークショップである。

照明探偵団の詳しい活動については同団HPを参照のこと。
http://shomei-tanteidan.org/

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