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仙台芸術遊泳2007シリーズ2

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仙台芸術遊泳2007シリーズ2
光の航跡 Off Nibroll
2007年12月1日〜24日
せんだいメディアテーク

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迫力の大画面による映像体験。

仙台芸術遊泳2007レポート、第2弾。「光の航跡 Off Nibroll」が12月1日からせんだいメディアテークで始まった。

会場を訪れてまず驚いたのが、迫力の大画面。とくに私が訪れたときは貸し切り状態だったこともあり、気持ちの良い空間の拡がりを体験できた。4面の大スクリーンに投影されたOff Nibrollの≪public =un+public≫が圧倒的な存在感を示している。人が鳥へと解体されていく様が印象的な映像作品だ。Off Nibrollは、ダンスと映像を融合させたユニットである。本作は元々2005年に横浜で行われた身体表現と映像によるインスタレーションで、今回はその映像部分だけが流されている。

さらに会場は奥へと続く。こちらにもスクリーン3面を使った映像作品が設置されている。なんとも贅沢な空間構成。ここではちょっとだけ参加型の映像を楽しめる。ハイテクの影絵遊びとでもいおうか、スクリーンに映し出された自分の「中」を映像が駆け抜けていくのだ。あたかも「自分」というものが空洞化してしまったかのような、不思議な感覚が面白い。この他、実写を加工したものが2作品、CG作品が1作品、計5作品ほどを観ることができる。

展示空間を抜きにして映像それ自体の好みをいえば、実写よりもCG作品≪No Direction≫に惹かれた。生成あるいは増殖する草花とシルエットの人が組み合わされた神秘的な作品である。映像中の人影は、植物に何らかの作用を与えているように見えるが、それは単なる幻影にすぎない気もする。それともあれは、植物の中に宿る「人」の記憶だったのだろうか。

 この展覧会は、12月10日までは10:00〜19:00、11日からは12:00〜21:00、と開場時間が変わる。仙台の冬の一大イベント「光のページェント」に合わせての変化である。地域のイベントとリンクした時間設定は「ミュージアムタウン構想の推進」事業としての面目躍如というところか。

なお、せんだいメディアテークはガラス張り。映像の光を味わうためには夕闇が降りてからの来館をお勧めする。

会場風景

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大画面がお出迎え。≪public =un+public≫2005.

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ちょっとだけ参加型。筆者の影を映像が駆け抜ける。

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実写を使った作品。

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神秘的な情景、筆者好みの作品。≪No Direction≫2005.


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会場風景。


Off Nibroll [public=un+public]DVDOff Nibroll [public=un+public]


販売元:日本技芸

発売日:2005/08/04
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